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おやこ向け防災トランプを鎌倉でやってきました!

今日はおやこ向けの防災トランプ体験イベントを鎌倉の創香【Soukou】さんで行ってきました。

参加者数名でこじんまりとした会となりましたが、これまでに聞いたこともないお話が聞けたり、お母さんと娘さんの「それはじめて聞いた!」や思いやりの気持ちがつまったやりとりに心が温かくなる時間となりました。

じっくり「防災193」と「防災ババ抜き」

〇はじめは防災193の体験〇

お互いに自己紹介をした後は、防災193からはじめました。
円状にしたトランプをひとりずつ順番にめくり、数字の193がでたら早い者勝ちで手を伸ばしていくゲーム。
遅かった人は、場に出たカードを全部もらわなければいけません。そして最後にカードが少ない人が勝ちです。
防災193では、とらなくてはいけないカードと手札のなかから1枚ひき、そこに書いてあるお題についてみんなで話ができると、手に持っているカードを半分もどせる↓というルール。

さっそくお母さんに一枚ひいてもらい、みんなでたくさんお話をしました。
最後までじっくりやってみたところ…なんとプレイリーダーの岡が負ける結果となりました。

〇続いて防災ババ抜きの体験〇

お次は防災ババ抜きです。引いてきたカードの数字が手元の数とそろってペアができたら捨てられるのがババ抜きのルール。防災ババ抜きでは、このペアになって捨てるときに、オレンジ色の「リスクマーク」があったら、お題について話ができると次の人に手札から2枚引いてもらえるボーナスがもらえます!

JOKERをとらないように慎重にね!!

じっくりお話タイム

おやこでたくさんのお話をしてくれました。そのうちいくつかをご紹介します。



【お題:危険生物に遭遇した】
〇大きいサルに遭遇したお話
昔、下のこが生まれる前のこと。お兄ちゃんが赤ちゃんだったころに、ベビーカーに乗せて大船あたりを歩いていたら、街中の街路樹のところに大きなサルがいました。小学生がしゃがんだくらいの、とても大きいサルで、もう本当にこわかった。気がついたらもうすぐ傍だし、そこを通らないといけなかったから、刺激にならないようにとヒヤヒヤしながら通り過ぎました。近くに捜索隊の警察の人もたくさんいたので、通るまにこっちですって手を振ったけど気がついてもらえなくて…。何もなかったからいいですけど、子どもも赤ちゃんだし、ひっかかれたり噛まれたらとおもってとても怖かったです。

【お題:不審者が徘徊している】
〇街中で鎌を持った人にあったお話
先ほどの赤ちゃんが大きくなって、小学校高学年になったころのお話。塾の帰りにお兄ちゃんと大船のイトーヨーカ堂があるあたりの街中をあるいていたら、突然前から楽しそうに笑いながら、鎌を持った人が歩いてきた。街路樹をジャンプして切りながら歩いていて、怖かった。

こんなお話を聞いた後、一緒に参加してくれたおこさまからと「そんなことがあったの?!知らなかった」という会話をされていたのが印象的でした。

いっしょにえほんばなしを作成!

おやこで話してくれた内容を「えほんばなし」にまとめてもらいました。

お母さんからは、ご自身がめまいでどうしようもなかったとき、娘さんが近所の人を呼びに行って助けてくれたお話をつくっていました。

娘さんからは、暗いお部屋にいくときに怖い時、お兄ちゃんが条件付き(ゲームカードをあげる)で助けてくれるという日常のお話をえほんばなしにまとめてくれました。

参加していただいた皆様、創香さま、どうもありがとうございました!!

お知らせ!防災トランプのドキュメンタリーができました!

動画は下記のタイトルをクリックすると、再生されます。
「笑顔のある防災訓練~トランプから始まる地域防災~」
(制作 法政大学 神田さん)
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防災トランプのはじめて教室にきてみませんか?

毎月第2日曜日、朝10:30~12:00に相模原市の淵野辺開催しています。

   2016年4月10日 10:30~12:00

参加を希望される方は、メールにて info@futakoburakuda.org までご連絡ください。
ご参加お待ちしております。

~防災トランプのはじめて教室~
「自分の体験」が誰かにとってのこれからの防災になる。
「誰かの体験」が自分にとってのこれからの防災になる。
そんな防災話の交換をトランプしながらできちゃいます!
遊び方もいろいろ考案されて増えているのでときどきプレイしてもらって
防災に意識を向けるきっかけになれば幸いです。

防災トランプに興味を持たれた方いらっしゃいましたら是非お気軽にご連絡くださいませ!!

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岡 歩美
子どもが笑って暮らせる環境は誰もが快適と感じる、住みやすい環境だと信じ、「おやこ」や「わかもの世代」を対象に活動。暮らしや仕事に役立つ情報や楽しい時間を身近な人と共有できる「コミュニケーション」の機会をつくっている。
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