調査研究

秩父の森でフィールドワークをしてきました

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理事の中村です。私の本業は大学教員ということもあり、秩父の森をフィールドに修士の学生と一緒に研究をしています。

秩父の森に行ってきました。今回の作業は、温度センサーの設置です。今年の紅葉がどのように進んでいくかを、継続して調べていく予定です。

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2016-08-26 | Posted in 活動報告, 環境, 調査研究No Comments » 

 

ツバメの巣MAP

ツバメの巣MAP

アプリ「ツバメの巣みっけin相模原」によって投稿された情報をもとにツバメの巣MAPを公開しています。
※科学的に裏付けのある調査結果ではない点ご了承の上、閲覧ください。
※携帯で画面が見にくい場合は横にするかコチラのページをご覧ください。


このブラウザでは閲覧できません。

【アプリ】ツバメの巣みっけin相模原

アプリ「ツバメの巣みっけin相模原」はiPhoneアプリです。

このアプリは、ツバメの巣をみつけたときに写真を撮って投稿することでツバメの巣MAPをつくることができます。
巣だけなのか、親鳥も見つけたのか、雛鳥も見つけたのかをマークすることで、地図にプロットされるアイコンが変化します。
主に相模原で、ツバメの巣を探す「みっけイベント」等を開催しますが、アプリ自体は全国どこでも投稿していただいて構いません。人と関わりの深いツバメの今をみんなでMAP化することで、結果をシェアしたり、考えたりすることを通して環境に対する意識を見直すきっかけとなれば幸いです。



以下のリンク先からダウンロードすることが可能です。


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開発者・協力団体

Rui Fukumoto & Nami Saito
神奈川わかものシンクタンク
Sagamihalabo
相模原環境情報センター
イラスト copyright c 2007 wanpug

 

ちいきのたね零( Z E R O ) を発刊しました。

ちいきのたねとは?

『ちいきのたね』は神奈川県に縁のある「わかもの」の人物・活動などを取り上げ、横断的に紹介していく書籍です。
これを行うことで、
 ・わかもの個人
 ・わかものが所属するコミュニティ
の活動成果の記録、モチベーションの向上、
 ・個人と個人
 ・コミュニティとコミュニティ
 ・わかものと地域
といった橋渡しのきっかけを
つくることをねらいとしています。

ちいきのたね零( Z E R O ) とは?

「ちいきのたね 零( Z E R O ) 」は、ちいきのたねを出版するにあたって、神奈川わかものシンクタンクの紹介をするために、福本塁が勝手に書き連ねたものとなっています。

紙媒体はないの?

WEBダウンロード版(無料)は、実は事業報告を中心とした一部のものとなっております。
また、写真のクオリティも少し解像度を下げてあります。(それでもファイルは重たいですが)
書籍として出版する完全版は、WEBダウンロード版に加えて、個性輝く「わかもの」が掲載されています。
しかもただ、掲載されているだけではなく、「できること」「応援してほしいこと」などのコラボレーションメッセージがついています。
つまり、読者の方と掲載されているわかものが紐づく情報が詰まっていることになります。

書籍版は発売日は未定ですが一部数百円で販売する予定です。
応援の程、よろしくお願いいたします。

WEBダウンロード版

ダウンロードは下記からお願いします。
ちいきのたね零zero

 

東日本大震災による被災地域の巡検をしました。

東日本大震災から丁度3年目の2014年3月10~12日、現在大学院博士課程でコミュニティ形成の研究をされている福本さんの聞き取り調査に同行し、宮城県の東北地方にて巡検をしてきました。

4月より多くの方の生活に携わる仕事を始めるにあたり、震災がどういうものか、被災された方の生活がどう在るのかを実際に自分の目で見ておきたいと思いました。

道中、愛宕山に差し掛かったあたりの高速では、突然横なぐり吹雪にあいました。フロントガラスに雪が張り付き、前が見えなくなるほど。こんな寒い3月に震災にあわれ、避難されていた方、家族と会うことが出来ずにいた方はどんな思いだったのだろうと考えずにはいられませんでした。
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今回の巡検で印象的だったのは、被災地に残った建物と住宅地再建風景の様子の違いです。閖上地区は被災した閖上中学校の時計は止まったまま、中学校の前の残った住宅は津波が来た後のままの様子のなかで、新たな住宅地の再建にむけて、被災された地に土台の嵩上げと堤防作りが行われていました。
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ほとんどのものが流失したこの場所から車で数分離れたところは、国道沿いに様々なお店があり、活気ある場所でした。一方で、岩沼の方は、被災した地域から少し内陸の場所に集団移転地が新設されていました。こちらはすでに土台が整備され、家が建てられ始めているところもありました。住民の方の優先する価値観や想いを考えると、苦しくてもこれから先の生活を考えた判断をされる方がいることを感じました。
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また、大森地区の区長さんや岩沼市の農家の方から伺ったお話もとても印象的でした。それぞれ話の内容は異なるものでしたが、受け取ったメッセージには、いずれもまず命を守り、生き残ること、生き残ったらいくらでも再建できること、そしてどんなに辛くても失う物ばかりではないということでした。いざという時でなく、普段からどれだけ周りの人を大切にできるか、が生きて行くことなのだと感じました。

実際に3年たった今、被災地を訪れて、生活されている方の話を伺う中で胸がつぶれそうに苦しい気持ちにもなりましたが、人の強さを感じました。そして、震災の大変さや被害を受けられた方の気持ちは、当事者にしかわかり得ないことを痛感しました。この地で感じ取り、見たことを、どう自分なりにできる活動や日々の生活に活かしていけるか、神奈川わかものシンクタンクのメンバーと考えながら取り組んでいきたいです。
                                 【レポート 岡 歩美】

 

日本リスク研究学会第26回年次大会で防災トランプの体験会を開催しました。

中央大学で開かれた日本リスク研究学会のポスターブースで2日間にわたり、防災トランプの体験会を開催しました。
多くの学会関係者からご自分が体験しリスクだと思った具体的な話がでました。

防災トランプのご紹介

まずは防災トランプがどういうものかをご紹介。
普通のトランプと同じルールで遊べます。
「それぞれのトランプにお題が書かれているんですよ。」
「リスク、ダメージ、プリベンション、レジリエンスといったマークが入っています」

…「で、どうやって遊ぶんですか?」

ではさっそくやってみましょう!
こんな流れでご案内しました。いつもは丁寧に解説する分、時間がかかりますが、専門用語が通じるのは新鮮な印象を受けました。

防災トランプで遊んでみる

防災ばば抜きをたくさんの方とやりました。
仕事で訪れた方からは、家に帰ってから子どもとやります!と嬉しいコメントをもらいました。

「イツモ村」で遊びました

“防災トランプの開発者、福本さんが作成したすごろく地震ゲーム「イツモ村」でも遊んでみました。

2日間に渡り同じブーススペースで出展されていた方も何度もチャレンジに来てくれる程、大人がハマって大盛り上がり。
むずかしい話ではなく、自分の身に起きたら、手元にある道具、普段から仲良くしていた人とどう助け合えるかを考えられる。すごく前向きに自分の発想を鍛えられるので、楽しんで遊ぶことが出来ました。

参加者の声

ハザードの意味が違うんじゃない?等のご指摘を頂き、丁寧にその意味を理解し、説明する際の表現を工夫するアドバイスを頂く一方で、「俺たちが応援しなくて誰が応援するんだ!?」と激励いただくことができました。大学の先生や専門で研究されている方が多いので、最初はおっかなびっくり説明していましたが、丁寧に確認してくださるなどとても頼もしく思えました。

“防災トランプを体験されたい方は
飯田橋と相模原で定期的に開いている
防災トランプのはじめて教室でお待ちしております♪”

~防災トランプのはじめて教室~
「自分の体験」が誰かにとってのこれからの防災になる。
「誰かの体験」が自分にとってのこれからの防災になる。
そんな防災話の交換をトランプしながらできちゃいます!
遊び方もいろいろ考案されて増えているのでときどきプレイしてもらって
防災に意識を向けるきっかけになれば幸いです。

防災トランプに興味を持たれた方いらっしゃいましたら是非お気軽にご連絡ください!

防災トランプ
http://bousai-trump.jp”

 

研究ポスターセッションで最優秀賞を受賞しました。

2013年3月10日に茨城大学で開催された、第2回あつまる、まじわる、つながる―地域のサステナ活動をつなぐワークショップにて、『既有体験に基づいた防災情報収集行動を促進するツール「防災トランプ」の開発と期待される効果の検討』というタイトルで発表し、研究ポスターセッション最優秀賞を受賞しました。